WASSER

バッサと 美しく 生きる

合成界面活性剤のはなし

 

皆さんこんにちは。
株式会社ササキ 広報担当 加瀬です。

 

前回のブログ、かなり反響いただきました。
あれを読んでしまったら合成界面活性剤、気になりますよね?


私たちの生活は合成界面活性剤であふれています。

一般的な女性の生活をみてみましょう。

朝起きたら洗顔、化粧水に乳液、日焼け止めを塗って、化粧下地、ファンデーション、
ポイントメイクをしたら朝食を食べましょう。
食器用洗剤でお皿を洗い、歯磨き粉で口の中をきれいに。
歯磨きをしながら洗濯機もまわしましょうか。洗濯洗剤と、柔軟剤をいれてスイッチオン…出かける前にトイレに行きます、トイレからでたら石鹸で手を洗います。

 

さぁ、朝起きて家を出るまでにいくつ合成界面活性剤に触れたでしょうか。
皆さんもぜひご自身に置き換えて数えてみてください。


合成界面活性剤はなぜこんなにも日常にあふれ、なくてはならぬ存在になったのか?

それは、日本の経済発展と合成洗剤の生産及び生産量に関係がありました。
戦前は手に入れようとしてもどこにもなかった洗剤が、1950年ごろから湯水のごとく生産され、その便利さから瞬く間に国民の手に広まりました。

その洗剤の消費に拍車をかけたのが、こちら。

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社会の授業でもやりましたね。三種の神器、洗濯機、冷蔵庫、テレビです。
大変な家事から解放された女性たちは化粧をはじめ、社会活動や文化活動、労働者として動き出しました。
お仕事をする女性が増えた事に注目した化粧品会社が、テクスチャーや使いやすさの点で合成界面活性剤を使用した化粧品などを売り出し、さらに世の中に広めていったのです。


合成界面活性剤は、なぜ洗剤に必ず入っているのか。

それは、合成界面活性剤のつよい洗浄力にあります。
水にも油にもなじみやすいので、水溶性の汚れ、油溶性の汚れ、どちらにも効果的です。

この、水にも油にもなじむ性質から乳化という作用もあります。
本来弾き合う水と油を混ぜ合わせ、さらにその状況を維持させることができます。

 


ここでひとつ、おもしろい実験をしてみましょう。
サラダ油と洗剤で、乳液をつくる実験です。

 

皆さんが化粧水の後につけている乳液が、どのように作られているのか
その根本の仕組みがわかる実験です。

ご家庭でも簡単にできる実験ですので、興味のある方はぜひお試しください。
(お肌が弱い方はゴム手袋などの着用をお勧めします)


水、油(サラダ油や油なら何でもOK)、食器用洗剤を準備します。

 

化粧品に置き換えると、

水…主成分
油…保湿成分、美容成分
洗剤…合成界面活性剤

と、なります。

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お皿に少し水を入れ、油をいれます。

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そこに洗剤をいれます。

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ぐるぐると混ぜていきます。できたものを手にのせると…

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なんだか見たことあるような…

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しっとり、つやっとした仕上がり…


そう、乳液の出来上がりです!
(※洗剤はかなり合成界面活性剤が強いので、絶対お顔には塗らないでください。実験後は手をしっかり洗い、保湿を行ってください)

 

お分かりいただけましたか?
お肌に良さそうなお化粧品はたくさんありますが、
その中には強弱はあれ合成界面活性剤が含まれています。
厚生労働省により、化粧品に使用してよい有害成分の配合量は上限が定められているので洗濯洗剤ほど強いものではありませんが、少しずつ肌を蝕んでいきます。

(厚生労働省 化粧品基準
www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11120000-Iyakushokuhinkyoku/keshouhin-standard.pdf )


そもそもお肌には自ら肌を守り、保湿する力があります。
外的刺激やストレスもなく、健康であれば本来人間にはスキンケアコスメは必要ないはずなのです。

しかし、女の子はお年頃になるとメイクやスキンケアをはじめます。
それが当たり前だからです。
そしてお肌に良かれと思いながら合成界面活性剤が入ったものを塗り、
結果、お肌のバリア機能も気づかないうちに破壊され、解決されない乾燥肌、トラブル肌になってしまうのです。

皆さんも長年お使いのお化粧品が急に合わなくなった、と感じることがあると思います。
これは化粧品が合わなくなったのではなく
お肌が化粧品に耐えられなくなった
ということなのです。


恐ろしいですね。
私も知ったときはぞっとしました。

 

さらに怖いのは、合成界面活性剤は残留する、ということです。

手を洗った時も、さっと泡を流す程度で合成界面活性剤は落ちません。
洗濯洗剤も同じです。すすぎ1回で合成界面活性剤は落ちません。服に残り、着用時肌につきます。そしてお肌のバリア機能を破壊して細胞に浸透します。
体の中に蓄積されていくのです。

 

身体に悪影響を及ぼすだけでなく、下水処理でも分解・除去が難しいので
海や川を汚染する原因にもなっています。

近い将来、合成界面活性剤による影響が国際問題になる時がきっと来るでしょう。
その時、みなさんはどう生活しますか?


「それならWASSER(バッサ)はどうなの?」と、皆さん気になると思うので
次回はいよいよWASSER(バッサ)について詳しくお伝えしますね!

 

楽しみにお待ちください!

 

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